子育てがラクになるペアトレ知識(2)

子どもと母のイラスト

子育てがラクになるペアトレ知識(1)では、子どもの「性格」ではなく「行動」に注目することや、完璧にできたときだけでなく「25%のところで肯定的な注目を与える」ことで、よりよい行動を促していくことについてお伝えしました。今回は、子どもから協力的な行動を引き出すための、効果的な指示の出し方についてお伝えします。

考えてみよう

夕飯を食べ終わり、もうすぐお風呂の時間。お母さんは食器を洗いながら、A君に向かって「お風呂の時間よー!」と声をかけますが、A君はテレビ番組に夢中です。こんなとき、あなたならどうしますか。

 

子どもの協力を引き出す上手な「指示」の仕方

ペアトレで言う「指示」とは、子どもにお説教することではなく「○○をしなさい」「○○してね」とやるべき行動を伝えることです。指示の仕方にはコツがあります。

 

ここがポイント!

・指示を出すときには「CCQ」でくり返す

CCQとは・・・・C:Close(クローズ)「近づいて」、C:Calm(カーム)「おだやかに」、Q:Quiet(クワイエット)「声のトーンを抑えて静かに

・子どもの名前を呼ぶ

・視線を合わせる

・指示は短く具体的に

・落ち着いて、きっぱりと言い切る

・どんな小さな行動でも、子どもが従おうとしたときや従ったときには、すぐに肯定的な注目を与える

試してみよう

お母さんに「お風呂の時間よ」と言われた後、A君が「うん」と返事をしたとします。でも、5分経ってもテレビの前から動きません。いつもなら「お風呂の時間だって言ってるでしょう!」と怒ってしまうところですが、試しに、A君の近くに行き、「A」と声を掛け、目を見ながら声のトーンを落として「A、お風呂の時間よ」と声を掛けてみましょう。A君はどんな反応をするでしょうか。

もしかすると、先ほどは少し遠くから掛けられたお母さんの声が耳に入らなかっただけで、今度はすぐに「分かった、入るよ」と言ってくれるかもしれません。

一方で、1回ではなかなか指示を聞いてくれない場合もあるでしょう。そのときは、何度か指示をくり返してみましょう。その場合のコツは、一旦子どもから離れて少し時間を置いてからまた声をかけることです。そして、口答えをしながらでもお風呂に入ろうとしたときには、すかさず「入るんだね」などと、肯定的な注目を与えましょう。

ここがポイント!

子どもは、親とは異なる1人の人です。

指示に従ってくれたときには、協力してくれたことに感謝したり、肯定的な注目をしたりして、信頼関係を築いていきましょう。

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更新日:2019年03月26日

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