空家の管理に関すること

適切な管理が行われていない空家が、防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼすケースが全国的に問題視されてきています。

総務省統計局が行なう住宅土地統計調査によると、全国の空家数、空家率はともに増加傾向にあります。その背景には、居住者の死亡により実家を相続しても居住しない、売却や賃貸をしたくても進まない、処分費用の工面がつかないといったものがあげられます。

紫波町の空家率は6.9%で、全国平均13.5%、岩手県平均13.8%に比べて低い値です。(平成25年住宅土地統計調査)

町が平成28年に実施した実態調査では、空家数は約400件でした。

適切な管理をお願いします

空家でも適切な管理をしていれば問題ありません。

しかし、空家の管理を怠ると建物の老朽化が急速に進み、屋根の飛散や害虫の発生など、近隣に危険を及ぼす恐れがでてきます。しかも、管理が不適切だったために他人に損害を与えた場合、所有または管理している方が、損害を賠償する責任を負うことになります。万が一、人命に危害を及ぼすことになれば、取り返しがつきません。

管理を怠ると

  • 強風で屋根が飛ばされる
  • 雨どいの落下、外壁の脱落
  • 野生動物のすみかとなる
  • 繁茂した樹木が敷地外にはみだす
  • 不審者が出入りする
  • ハチの巣、害虫の発生
  • ごみの不法投棄
  • 放火の恐れ
  • 近隣トラブル、など
屋根の飛散

屋根の飛散

塀の倒壊

塀の倒壊

建物の定期点検を

こまめに管理や確認を行なうことで、修繕などの費用を抑えることができます。 

  • 雨漏りのチェック
  • 換気、通風
  • 通水、水回りのチェック、悪臭がないか
  • 庭木の剪定、雑草取り
  • 郵便物の整理
  • 害虫が発生していないか、動物のすみかになっていないか
  • 建物破損がないか、など

特にも、台風や強風が予想されるときは、前もって建物の点検を行い、危険防止に努めましょう。

連絡がとれるようにしておきましょう

遠方の方や、しばらく地域をはなれる場合は、隣近所や自治会などに連絡先を伝えておき、互いに連絡が取れるようにしておきましょう。地域との信頼関係を築くことが近隣トラブルを回避する最良の策です。

空家は他人事ではありません

現在は空家でなくても、例えば実家に両親だけが暮らしている場合、死亡や施設入所等により空家となるケースは少なくありません。

さらに、所有者の死亡後、相続や登記など手続きがされなかった、親族の間で話し合いが行なわれていない、相続トラブルといった要因から、相続人や所有者、管理者が不明または不確定となり、建物の管理が行われないケースもあります。

トラブルが長期化すると、解決に労力と負担を強いられます。自分たちの財産を守るためにも、建物の将来について、日頃から家族、親族で話し合っておくことが大事です。

空家についてお困りの場合は

町内にある空家に関して、困っていることがある場合は、下記へご相談ください。

  • 建物、空家全般に関すること・・・都市計画課
  • ゴミ、害獣、害虫など、環境衛生に関すること・・・環境課
  • 防犯、防火に関すること・・・消防防災課
  • 土地建物の税に関すること・・・税務課
この記事に関するお問い合わせ先
都市計画課 都市整備室
〒028-3392
岩手県紫波郡
紫波町紫波中央駅前二丁目3-1
電話:019-672-6914(直通)
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