ふるさと物語 13 斯波氏(一)

「広報しわ」に掲載された記事を原文のまま転載する形式により、紫波町の歴史や人物について読み物風に紹介しています。(第1回昭和37年3月号から第201回昭和56年4月5日号まで掲載)
そのため、現在においては不適切とされる表現や歴史認識がある場合がありますのでご了承願います。

「ふるさと物語」〈昭和38年6月5日発行「広報しわ」(第95号)〉

斯波氏(一)

室町時代、将軍家の有力な一族として管領職に任ぜられた家柄に斯波氏がある。
斯波氏の発祥地は紫波郡である。くわしい事情ははっきりしないが、大体鎌倉時代の中頃、足利泰氏の子家氏が本郡の大半を所領しその郡名を名乗ったことに始まると考えられている。
本家の足利尊氏が叛乱をおこしたのは斯波高経(四代)の時であるが、尊氏はいち早く高経の長男家長を奥州管領に任じて、東北地方における天皇方の勢力に対抗させている。家長は一時本町の高水寺によって兵を募集したが、まもなく天皇方の軍と戦いながら鎌倉へ上った。これから天皇方と足利方の対立が激しくなるが、家長は二年の後、鎌倉で戦死した。時に十七才であった。
家長には子がなかったらしい。このため本郡の所領は、一族の者がついだと考えられる。おそらく分家であろう。ただし、斯波氏の本流は家長の弟義将がつぎ京都にあって管領家として栄えている。
この頃になると河東の河村氏の勢力がおとろえ、ついには斯波氏の家臣として仕えるようになった。このため斯波氏は、名実ともに本郡の領主となり、室町時代の末まで数代にわたって栄えたのである。現在の二日町の城山はその居城のあとで当時これを高水寺城といった。
−−佐藤 正雄(故人)−−−

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