二日町嘉元三年碑

嘉元三年碑
嘉元三年碑図

(岩手県立博物館2015より転載)

指定区分

町指定有形文化財(考古資料)

時代

鎌倉

指定年月日

昭和50年(1975)3月25日

数量

1

所在地

岩手県紫波郡紫波町二日町字古舘地内

解説

中世期に造立された仏教の供養塔で「板碑」と呼ばれる石造物の一つです。町指定史跡「高水寺城跡」の東端部に所在します。碑には「キリーク(阿弥陀如来)」「サ(聖観音菩薩)」「サク(勢至菩薩)」の阿弥陀三尊の種子と「嘉元三年七月十二日」(西暦1305)の紀年銘が刻まれています。「高水寺城」は、古代以来の寺院「高水寺」を基に南北朝期に造営されたと推測されています。この碑はそれ以前の時代に造立されたもので、寺院「高水寺」の存在を今に伝える文化財です。元々高水寺城跡の「観音平」にあったものといわれ、明治期に一度勝源院(紫波町日詰字朝日田)に移された後、戦後高水寺城の一角に改めて移されています。

【参考】岩手県立博物館2015『岩手県立博物館調査研究報告書第31冊 岩手県の板碑-沿岸部・和賀郡以北編-』

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