発達が気になるお子さんへの関わり方と相談窓口

困った行動をするのは、子どもが困っているサインかも

子育てをしている中で、子どもの様子に不安を感じたり、子育てが難しいと感じたことはありませんか。大人からは「困った子」に見えても、実は「困っているのは子ども」の方かもしれません。子どもの様子は、生活のしにくさや理解のしにくさのサインであり、「気づいてほしい」「困っている」という気持ちの表れかもしれません。

例えばこんなことはありませんか?

・ごっこ遊びができない

・外出先や公園などで落ち着きなく走り回る

・特定の物に執着する

・身の回りのこと(着脱・排泄・片付けなど)がなかなか身に付かない

・お遊戯などの踊りのまねができない

・人と遊ぶことを喜ばない

・コミュニケーションや表現がうまくできない

・こだわりが強く、他への切り替えができない

上記のような様子は、今は本人や周囲の人たちがそれほど困りごとだと感じていなくても、成長するに従って生活や学習の困りごとにつながっていくことがある一例です。親が良かれと思ってやっていることが、子どもに合っていないということもあるかもしれません。

それでは、親は子どものことをどのようにして分かってあげたらよいのでしょうか。

子どもへの関わり方のコツ

1.子どもなりの「わけ」を探ると、子どもへの関わり方が分かる

親から見た子どもの「気になる様子」の背景には、子どもなりの「わけ(不安や分からないこと)」があります。そのわけを探り、どのように関わったらよいかを考え、工夫することが子どもの育ちを支えることにつながります。

 

(事例)トイレの水を流さないAくん

トイレの便座に座っている男の子

<子どもなりのわけ>

トイレの水を流したときに、すごい音を立てて水が吸い込まれるので、自分も吸い込まれるのではないかと不安でいっぱい。

↓子どもなりのわけを分かった上で…

<子育ての工夫>

トイレの水を流すことが怖くないことを少しずつ分からせるために

(1)お母さんがAくんの前でトイレの水を流し、「大丈夫だよ」と見せる

(2)お母さんがそばにいる状況で、Aくんが水を流すようにする。

(3)Aくんが一人で水を流すようにする。

→Aくんは少しずつ「トイレの水を流すことは怖くない」ということが理解できるようになりました。

 

2.ほめて育てると、子どもの自信につながる

お母さんに褒められてうれしそうな男の子

できていないところではなく、少しでも好ましい行動を見つけてほめることで、だんだんと親子の関係もよくなっていきます。

子どもは「あなたはダメな子ね!」と言われ続けると「自分はダメな子なんだ」と思い始め、自信を失い、親との信頼関係が悪くなってしまいます。いろいろなことがスムーズにできないなど、大人の期待する行動がとれない子どもは、問題点を注目されがちです。子どもの好ましい行動を見つけ、少しでも達成できた喜びを分かち合う気持ちが大切です。

 

【一部抜粋・参考資料】

『2019年版 いわてこども発達支援サポートブック~こどもの成長によりそった子育て~家族編』

(下記のURLからアクセスできます)

https://www.pref.iwate.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/377/family.pdf

 

悩んだり困ったりしたときには、誰かに相談してみよう

子育ては、大人の思いどおりにならないことばかりで、親自身がストレスを抱えてしまいがちです。子育てに悩んだときなどには、一人で抱え込まず、家族などに協力してもらいながらリフレッシュしたり、誰かに相談することも大切です。

相談窓口

紫波町こどもセンターでは、毎月1回、子育てに関する個別相談日を設けています。子育て中の保護者の悩みや困りごとなどについて、相談員が個別にお話を伺います。

<令和3年度の今後の予定>

(1)日程

月1回開催しています。お問い合わせください。

(2)時間

午前9時~午後5時の間で、一人1時間程度

(3)会場

紫波町こどもセンター 相談室

(4)申込・問合せ

各相談日の1週間前まで。先着順に受け付けますので、相談を希望する人はお早めにこどもセンター(電話019-613-6691)またはこども課こども係(電話019-672-2111内線3190)までお電話ください。

この記事に関するお問い合わせ先

こども課 こども係

〒028-3392

岩手県紫波郡

紫波町紫波中央駅前二丁目3-1

電話:019-672-5213(直通)

メールでのお問い合わせ

更新日:2021年03月24日

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