公共交通に関するアンケート調査結果のお知らせ
公共交通を取り巻く環境の変化として、新型コロナが猛威を振るった令和2年から行動制限が撤廃された令和5年にかけて、外出需要が大きく落ち込んだことで、全国的に公共交通に携わる運転士の離職が加速しました。新型コロナの5類移行に伴い、回復傾向にある夜間の移動需要の増加する一方、運転士の復職は進まず、タクシー等の供給が需要に追い付いていない状況となっています。
とりわけ夜間のタクシー不足は深刻化しており、町民の夜間の移動に不便が生じているほか、移動手段の不足が飲食店経営の不安につながっているという声が町に寄せられています。
公共交通における現状と課題を具体的に把握するために実施した本調査においては、625人の多くの方々にご回答をいただくことができました。ご協力いただきました皆様に改めて感謝申し上げます。一つひとつのご回答を、単に集計し結果報告して終わらせることなく、公共交通における課題の把握や対策につなげることが重要であると捉えています。