紫波町管理型浄化槽PFI事業は、平成18年度から事業開始しており、平成28年3月末までに633基を設置しています。紫波町における浄化槽の汚水衛生処理率は、PFI事業導入前の平成17年度末で9.8％でしたが、平成26年度末で14.8％と5.0％増加しており、浄化槽対象世帯のうち、約26.5％の未水洗化が解消され、PFI事業導入の効果がみられています。モニタリングは、町が委託した事業者（紫波PFI浄化槽整備株式会社）によるサービスの実施に関し、業務要求水準書に従い適正かつ確実なサービスの提供がなされているかどうかを確認するものです。今回は、浄化槽の設置基数、維持管理の状況、紫波PFI浄化槽整備株式会社が提案したサービスの実施状況、及び浄化槽設置者からの要望について、調査検証を行いました。
 モニタリング調査の概要と、紫波町管理型浄化槽整備PFI事業審査委員会の意見は次のとおりです。