紫波中央駅周辺地区整備事業(紫波中央駅東口整備)
最終更新日:2025年07月07日

事業の概要

 町の玄関口である紫波中央駅は、駅員の有人化やバリアフリー化で利便性が向上し、西側には「オガールプロジェクト」による町役場や複合施設が整備され、新たな賑わいの拠点となっています。一方、駅東側の奥州街道の宿場町として栄えた歴史ある日詰商店街は、近郊の大型店舗の進出やモータリゼーションの進展等により、空き店舗が増え活気が失われています。近年はリノベーションによって徐々に活気を取り戻していますが、駅改札口が西側にしかないことから人流が少ない状況が続いています。

 この課題解決に向け、町は令和4年度から関係機関と協議を重ね、紫波中央駅東口の開設と交通環境の整備に向けて動き出しました。令和5年度には、JR東日本との間で紫波中央駅東口整備事業の基本協定を締結し、東口開設に向けて大きく前進しました。さらに、東口周辺の交通環境整備に向け、駅前広場整備や道路改良等の設計業務を令和7年度に実施します。

 町の中心市街地は、西部の「紫波中央駅前地区」、東部の「日詰商店街地区」、その中間に位置する「日詰西地区」の3つの拠点で構成されています。本プロジェクトにより、西部は情報交流機能を備えた公益・行政の拠点、東部は歴史的街並みを活かした中心商業地、そして中間の日詰西地区は両者を繋ぐ業務地区として、各々の特性を生かした役割が明確になります。

 駅東口とその周辺の交通環境整備は、地域間ネットワークの構築と回遊性の向上に繋がり、地域資源を活かした商業・業務施設の誘致・集積を促進します。各地域が連坦し、回遊性が生まれることで、賑わいのある活気ある中心市街地が再生され、町全体の更なる魅力向上と発展に繋がると期待されます。歴史と文化の調和を図りながら、持続可能な都市機能を備えた中心市街地の創造を目指します。




 

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