舟久保洞窟最終更新日:2023年03月29日

※見学の際は事前に予約が必要です。
指定区分
岩手県指定史跡
時代
縄文
指定年月日
昭和32年(1957)7月19日
数量
-
所在地
岩手県紫波郡紫波町船久保字百沢 地内
解説
紫波町東端部から花巻市大迫町にかけて広がる石灰岩の層の最も北側に位置している横穴石灰洞です。ここでは美しい鍾乳石を見ることができるほか、縄文時代後期から晩期にかけての土器、石器、骨角器や炉の跡など当時の住居の跡をうかがわせる遺物、遺構が残されています。ほかにシカ、イノシシ、クマなどの獣骨も出土しています。昭和3年(1928)に猟師によって偶然発見されて以来、これまで発掘調査が実施されたことはなく、遺跡の全容は明らかではありませんが、岩手県内でも数少ない洞窟住居跡の一つです。
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岩手県指定文化財
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