木造降三世明王像 外最終更新日:2023年03月29日

木造降三世明王像

木造軍荼利明王像

木造大威徳明王像

木造金剛夜叉明王像
指定区分
岩手県指定有形文化財(彫刻)
時代
平安
指定年月日
昭和44年(1969)6月6日
数量
4
解説
五大明王は上記四明王に不動明王を加えて構成される組合せです。不動明王を中心に、降三世明王像は東方、軍茶利明王は南方、大威徳明王は西方、金剛夜叉明王は北方と四方をつかさどります。現在不動明王はありませんが、当初からなかったものか後世に失われたものか定かではありません。いずれの像も損耗著しく両腕、両足ともに欠損しています。
本像は、毘沙門天立像と同様、紫波町赤沢地区の蓮華廃寺に祀られていたものとされ、制作年代は平安時代後期と考えられています。年代的に奥州藤原氏の時代と重なり、像の製作・安置に比爪氏との関わりが推測されます。
・降三世明王像 像高95cm
・軍荼利明王像 像高86cm
・大威徳明王像 像高115cm
・金剛夜叉明王像 像高96cm
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岩手県指定文化財
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