町は、第三次紫波町総合計画及び第三次紫波町観光振興計画に基づき、豊かな地域資源を生かして内外のつながりを広げ、交流人口の増加を目指すこととしています。
中でも、町を代表する観光資源である東根山については、かねてより町が登山道整備を行うなど登山客の受入環境の強化に努めてきましたが、コロナ禍以降のアウトドアブームも追い風となり登山者数は増加傾向にあり、東根山が持つ価値が再認識されています。
このことから、町全体でより一層機運を高め、東根山を愛する多くの人々が町内外にその価値を広め、後世に引き継ぐことを目的に、９月28日を「東根山の日」として定めました。

（目的）
第１条　町民が誇るべき町の財産であり、豊かな恵みをもたらしている東根山について、理解と関心を深め、町と東根山を愛する多くの人々が町内外にその価値を広め、後世に引き継ぐことを期する日として、東根山の日を設ける。
（東根山の日）
第２条　東根山の日は、９月28日とする。
（町の責務）
第３条　町は、この条例の趣旨にのっとり、東根山を後世に引き継ぐための施策の推進に努めるものとする。

東根山の日を記念する事業等の企画や、東根山を愛する町民の皆様の活動を支援することにより、自然環境を守り育てることの機運を高め、交流人口の増加や循環型まちづくりの推進につなげていきます。