【市民活動・NPO支援】令和7年度地域づくり活動補助金事業提案の審査結果について/紫波町最終更新日:2025年05月30日
令和7年度地域づくり活動補助金の活用を目指す4団体が、令和7年3月1日開催の「地域づくり活動補助金事業提案審査会」において、公募を含む5名の審査員を前に、活動にかける想いを語りました。
4つの事業提案は、「補助金の趣旨に見合うもの」として、スタートアップ補助金とステップアップ補助金にそれぞれ採択されました。
応募団体
スタートアップ補助金
佐比内「つぎのみんわ」上映委員会
| 申請内容 |
福島県西会津町のドキュメンタリー映画「つぎのみんわ」の上映を通じて、地域の一人ひとりが地域の未来について考える機会を創出し、地域づくりへの関心をさらに高めるきっかけを作る。 |
審査員のコメント
- 地域の人々が共通言語を持つ手段として、映画はナイスアイディア。
- 若者を中心に、自分事として地域づくりに取り組んでいる。
- 上映会が地域づくりを考えるきっかけとなり、話したい場、対話の場づくりへとつながっていく。
新マ・モーレ発起人の会
事業名称:古館の安全を創るマ・モーレのビジョンづくり
| 申請内容 | 古館地区交通安全母の会を前身に持つマ・モーレ隊ふるだてと古館地区防犯協会の統合により新しい組織となることから、ビジョンと作戦をつくり、輪番制ではなく趣旨に賛同する人が生き生きと活動できる組織を目指す。 |
審査員のコメント
- 「安全を創る」ことを住民主体で行うのがすばらしい。
- ビジョンづくりのプロセスを、その後の地域課題の解決や町民のニーズに対するアプローチの検討に生かすことを期待する。
- 交通安全だけでなく、他組織の不要論への対処として応用できそうである。
長岡未来会議
事業名称:地域課題の解決における地域住民の主体的参加・参画の促進
| 申請内容 | 地域運営組織の設立を視野に入れ、2024年に実施した中学生以上全住民アンケートの結果を冊子にまとめ全世帯に配布すると共に、多世代を対象に課題解決のアイディアや協力者を広く募り、活動への参加につなげる。 |
審査員のコメント
- アンケート結果を全世帯に配布し、地域課題解決のための様々な世代の「カカワリシロ」を作ることは、関心度向上・共通認識醸成のために必要なこと。
- アンケートに基づき、地域の課題に住民自ら取り組むことは、独自の解決策を生む可能性があり、今後他地区への参考にもなりうる。
ステップアップ補助金
図書ボランティア ブックサポートつばめ
事業名称:児童用図書の清掃、修理、図書環境の整備
| 申請内容 | 学校図書館の破損した図書の修繕活動を通じて、子どもたちの読書環境の向上を目指す。対応する学校の数を拡大するとともに、活動の周知やメンバー募集のために読み聞かせ会等を開催し、継続的な活動体制の構築を図る。 |
審査員のコメント
- 学校図書の環境を向上させる活動はすばらしい。今年度はその輪を広げるための読み聞かせ会の開催。関心を持つ人が増えることが期待が持てる。
- 各学校での仲間づくりが活発になればなお良いと思われる。
- 町内には読み聞かせボランティア団体が複数あるので、波及効果が期待できる。
審査員
- 菊地 圭二さん(審査員長)
- 坂本 恵さん
- 岡市 久美子さん
- 近藤 雄太さん
- 鎌田 千市(企画総務部長)
- 手塚 美希(紫波町図書館主任司書)
地域づくり活動補助金とは
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企画総務部 地域づくり課 地域づくり係
