【市民活動・NPO支援】令和5年度地域づくり活動補助金事業提案の審査結果について/紫波町最終更新日:2023年08月17日
定期募集
令和5年度地域づくり活動補助金の活用を目指す2団体が、令和5年3月18日開催の「地域づくり活動補助金事業提案審査会」において、公募を含む5名の審査員を前に、活動にかける想いを語りました。
2つの事業提案は、「補助金の趣旨に見合うもの」として、スタートアップ補助金とステップアップ補助金にそれぞれ採択されました。
応募団体
スタートアップ補助金
紫波の歴史かるた委員会
申請内容 |
紫波の歴史遺産の若い世代への普及伝承を目的に「歴史かるた」を作成。読み札と絵札の作成から大会参加までの過程を通して、郷土の歴史を楽しく学べる機会とする。子供からシニア世代まで幅広い年代の参画が可能で、世代間交流も期待できる。 |
審査員のコメント
- 仲間を作りながら情報を集めるなど、作る過程を大切にして、思い出づくりや、人のつながり作りに活用してほしい。
- ワークショップ的に子供会の行事に活用できるし、地域ごとのかるた作りなど、いろいろな切り口で応用できる。
- 若い参画者を募り、活動の持続性を確保してほしい。
ステップアップ補助金
センス・オブ・しわンダー
事業名称:乳幼児とその家族を対象にした自然体験・自然観察事業
申請内容 |
ネイチャークラフトや昆虫観察会、雪遊びなどの体験イベントを通して、子ども達の自然に対する知的好奇心を育む機会を創出すると共に、自然あふれる紫波町の魅力に気づいてもらうことを期待する。 |
審査員のコメント
- 子どもを対象にしつつ、実は若い親子の仲間づくりにつながっているのが素敵。
- サポーター募集には、Facebookも活用するとよい。
- とても良い活動なので、補助金だけではなく、稼ぐ仕組みを考えてほしい。
- 自然は怖いけれど楽しいので、いろいろ学んでほしい。
審査員
- 菊地 圭二さん(審査員長)
- 吉田 和希さん
- 大吹 芙貴子さん
- 鎌田 千市(企画課長)
- 吉田 真理(こども課長)


二次募集
令和5年度地域づくり活動補助金の二次募集には、1団体から事業提案がありました。令和5年6月15日に開催された審査会および書面審査の結果、この事業は「補助金の趣旨に見合うもの」として、ステップアップ補助金に採択されました。
応募団体
ステップアップ補助金
古館地区社会福祉協議会
事業名称:古館お助け隊結成計画づくり
申請内容 | ワークショップや先進地視察を通して、住民が民生児童委員を支えたり、ボランティア活動に参画したりしやすい仕組み作りに取り組み、住民同士が見守り支え合う地域を目指す。 |
審査員のコメント
- 地域の方々が構えず、気軽に参加でき、協力し合える仲間づくりを期待する。
- ゆるい関係性の中でやりたい人の背中を押す「ゆるやかな共助」の仕組みづくりを目指しており、お金や専門家だけでは解決できない複雑化している課題に対し、地域の中での意識作りを大事にした取組みがいずれ「ゆるやかな共助」にもつながっていくのではないかと期待する。
- 民生児童委員の活動に対する負担は相当なものであり、町内に民生児童委員の不在エリアがあると聞いている。仕組みや組織づくりの検討など、ぜひ紫波町内の先進事例となるよう取り組まれることを期待する。
審査員
- 菊地 圭二さん
- 大吹 芙貴子さん
- 吉田 真理(こども課長)
- 鎌田 千市(企画総務部長、審査員長)
地域づくり活動補助金とは
地域づくり活動補助金については、こちらをご覧ください。
- この記事に関するお問い合わせ先