在来種を保全するため、オオハンゴンソウの駆除にご協力ください。
最終更新日:2024年08月05日

特定外来生物オオハンゴンソウについて 
オオハンゴンソウは、北米原産のキク科の多年草です。日本へは明治中期に観賞用として持ち込まれたといわれていますが、現在は野生化し、町内でも道端や川原などで見かけられます。日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物として、外来生物法により「特定外来生物」に指定され、栽培・運搬・販売・野外への放出などが禁止されています。

 種子での繁殖だけではなく、地下茎からも成長するほか、地下茎からほかの植物の成長を妨げる化学物質を出すなど、とても繁殖力が強い植物です。

 7月~10月頃にかけて鮮やかな黄色い花をつけ、草丈が50cm~3mにもなりとても目立ちます。



写真:町内で繁殖しているオオハンゴンソウ


オオハンゴンソウの特徴


・中央の半球状の盛り上がりが花の集まり
・大きめの黄色の花びらが垂れ下がる



葉や茎
・羽状に5~7深裂した、ギザギザの葉
・茎は50cm~3mにも伸びる。



オオハンゴンソウ駆除について
 

1.スコップなどを使って根から引き抜く。(少しでも根を残すと再生します。種をこぼさないように注意。)
2.天日にさらして枯らす。(生きたままの運搬,野外への放出などが禁止されているため。)
3.袋に入れて燃えるごみとして処理する。

 オオハンゴンソウは繁殖力が強く日本の在来種の生息地を奪ってしまうおそれがあることから、在来の植物を衰退させ、あたりの景観を一変させてしまうおそれがあります。在来種を保全するためにも、所有地などにオオハンゴンソウが生えている場合は、駆除にご協力をお願いします。



参考外部リンク
環境省ホームページ(外来生物法)

https://www.env.go.jp/nature/intro/1law/index.html
 

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