「ツキノワグマの出没に関する注意報」が発表されています最終更新日:2025年05月02日
令和7年4月23日付けで、岩手県より「ツキノワグマの出没に関する注意報」が発表されました。
クマの人里等への出没は、堅果類の結実状況、特にブナの豊凶と関係が深いことが経験的に明らかになっています。また、ブナが豊作又は並作の年は、メスのクマの栄養状態がよく、妊娠に適した状況となるため、翌年春に生まれる子グマの数が多いという報告があります。令和6年度に実施された調査においてブナの結実が並作となったことから、令和7年度はクマの出没に注意する必要があります。
これからの時季は山菜採りやレジャー等で山林に入る機会が多くなるため、予期せずクマと遭遇し、被害に遭う危険性が高くなります。入山する際は下記の事項に留意し、十分な対策を講じるようお願いします。
また、近年は人里での被害も多く発生しています。クマを寄せ付けない対策を積極的に行い、被害を未然に防ぎましょう。
○ 山林内(クマの生息域)における対策
・事前に入山地域の出没情報や被害情報を確認する。
・複数人で行動し、鈴やラジオ等の音の出るものを携行する。
・明け方、夕方の入山を避ける。
・撃退グッズ(忌避スプレー、鉈等)を携帯する。
・クマの糞や足跡を見たら引き返す。
○ 人里における対策
・廃棄野菜や生ごみ、コンポストの管理を適切に行う。
・農地周辺のやぶを刈り払い、見通しの良い環境を整備する。
・電気柵を設置し、クマを寄せ付けない対策をする。
・庭先果樹は適期が来たらなるべく速やかに収穫する。
・屋外やクマが侵入できる納屋に果物、穀物、ペットフード等を保管しない。
○ クマに遭遇した場合の対策
・目を離さず静かにゆっくり後退する。
・クマとの間に木や岩を挟むようにする。
・風向きに注意して忌避スプレーを使う。
・クマが攻撃してきたら両腕で顔や頭をカバーし、体を丸くして地面に伏せて防御する。
令和7年度ツキノワグマの出没に関する注意報について(岩手県)(外部リンク)
クマの人里等への出没は、堅果類の結実状況、特にブナの豊凶と関係が深いことが経験的に明らかになっています。また、ブナが豊作又は並作の年は、メスのクマの栄養状態がよく、妊娠に適した状況となるため、翌年春に生まれる子グマの数が多いという報告があります。令和6年度に実施された調査においてブナの結実が並作となったことから、令和7年度はクマの出没に注意する必要があります。
これからの時季は山菜採りやレジャー等で山林に入る機会が多くなるため、予期せずクマと遭遇し、被害に遭う危険性が高くなります。入山する際は下記の事項に留意し、十分な対策を講じるようお願いします。
また、近年は人里での被害も多く発生しています。クマを寄せ付けない対策を積極的に行い、被害を未然に防ぎましょう。
○ 山林内(クマの生息域)における対策
・事前に入山地域の出没情報や被害情報を確認する。
・複数人で行動し、鈴やラジオ等の音の出るものを携行する。
・明け方、夕方の入山を避ける。
・撃退グッズ(忌避スプレー、鉈等)を携帯する。
・クマの糞や足跡を見たら引き返す。
○ 人里における対策
・廃棄野菜や生ごみ、コンポストの管理を適切に行う。
・農地周辺のやぶを刈り払い、見通しの良い環境を整備する。
・電気柵を設置し、クマを寄せ付けない対策をする。
・庭先果樹は適期が来たらなるべく速やかに収穫する。
・屋外やクマが侵入できる納屋に果物、穀物、ペットフード等を保管しない。
○ クマに遭遇した場合の対策
・目を離さず静かにゆっくり後退する。
・クマとの間に木や岩を挟むようにする。
・風向きに注意して忌避スプレーを使う。
・クマが攻撃してきたら両腕で顔や頭をカバーし、体を丸くして地面に伏せて防御する。
令和7年度ツキノワグマの出没に関する注意報について(岩手県)(外部リンク)
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