在来種を保全し、景観を守るため、オオキンケイギク駆除にご協力ください。最終更新日:2024年07月01日
5月から7月頃にかけて、鮮やかな黄色の花をつけるオオキンケイギク。町内の道端や河原などでよく見かけます。このオオキンケイギクは、きれいな花ではあるのですが、繁殖力が強く日本の在来種の生息地を奪ってしまうおそれがあることから、平成18年に「特定外来生物」に指定されました。

写真:町内で繁殖しているオオキンケイギク
特定外来生物とは
特定外来生物とは、外来生物法により、生態系・人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から環境省に指定された生物のことです。
特定外来生物に指定された生物を飼育、栽培、保管、運搬、販売、野外に放つことなどは原則禁止されています。
オオキンケイギクの特徴
オオキンケイギクは北米原産のキク科の多年生植物で、開花期は5月から7月です。
花
・花の色は黄色で中心も同じ色
・花の大きさは5~7cmくらい
・花びらの先はギザギザ

葉や茎
・葉は細長いヘラ状の形
・葉の表面には荒い毛が生えています
・茎の高さは30~70cm程度

オオキンケイギク駆除について
多年生植物のため、根ごと抜き取るのが効果的です。根から抜き取ったのち、種子が拡散しないよう袋などに密封して枯死させるなどした後、燃えるごみとして処分してください。
オオキンケイギクは繁殖力が強く日本の在来種の生息地を奪ってしまうおそれがあることから、在来の植物を衰退させ、あたりの景観を一変させてしまうおそれがあります。在来種を保全するためにも、所有地などにオオキンケイギクが生えている場合は、駆除にご協力をお願いします。
参考外部リンク
環境省ホームページ(外来生物法)
http://https://www.env.go.jp/nature/intro/