旧紫波郡役所活用事業について(募集は終了しました)

旧紫波郡役所活用に関する事業提案を募集します

はじめに

町では、市民との意見交換会や紫波町旧庁舎敷地活用検討委員会等の意見を踏まえ、日詰商店街地区のにぎわいの創出に寄与する開かれた場とするべく旧庁舎敷地の活用を進め、令和3年に事業用定期借地権設定により民間複合施設が整備されました。

隣接する敷地内には明治31年に建築され、町の歴史を刻む県指定文化財である旧郡役所が立地しています。同庁舎は老朽化が著しく、令和4年度に耐震化調査を実施したところ、耐震性を有していないことが明らかとなり耐震化改修が必要となりました。

活用にあたっては、文化財保存の主旨を踏まえながら、耐震化改修を進めることと併せ、持続可能な運営主体による維持管理を確立する必要があります。また、活用内容に即した耐震化改修設計及び耐震化改修工事が望ましいです。

これらのことから、活用に向けた耐震化改修設計及び耐震化改修工事の発注のため、民間事業者の企画・提案を募集します。

対象財産の概要

対象財産の概要
所在地 紫波町日詰字西裏23番地1
敷地面積 346.27㎡
地目 宅地
用途地域 近隣商業地域、第一種住居地域
建ぺい率 8/10(近隣商業地域)、6/10(第一種住居地域)
容積率 20/10
建築年 明治31年(昭和38年 減築及び現在地に曳家移転)
文化財指定 紫波町指定有形文化財(建造物)昭和50年3月25日指定
岩手県指定有形文化財(建造物)令和3年4月9日指定
構造・規模 木造2階建
延床面積
(現況)
191.03㎡
その他 電気設備:近隣建物より分岐
上水道設備:なし
下水道設備:なし(敷地内に公共ますあり)

詳細は、募集要項をご覧ください。

募集する提案

募集する提案は、文化財としての価値を尊重し、その保存の趣旨を踏まえながら、提案者が実施主体となり利活用するものとします。

ただし、次のような提案は実施できません。
・指定文化財の価値と品位を損なう用途に使用すること
・住居及び宿泊の用途に使用すること
・法令等に反する提案
その他、詳細は募集要項をご覧ください。

スケジュール

スケジュール
募集開始 令和5年9月11日(月曜日)
提案意思表明書提出 令和5年9月29日(金曜日)17時必着
質疑受付期間 令和5年9月19日(火曜日)から9月29日(金曜日)まで
質疑回答日 令和5年10月6日(金曜日)
審査書類提出期限 令和5年10月27日(金曜日)17時必着
審査・ヒアリング 令和5年11月10日(金曜日)予定
審査結果通知書交付 令和5年11月17日(金曜日)予定

応募と審査の方法

応募書類については、持参又は郵送によるものとします。

持参の場合は、開庁日の午前9時から午後5時まで。
郵送の場合は、受付期間内に到着しない場合は無効とみなします。

提案は、審査委員会を設置し、適格審査及び提案事項について総合的に審査します。審査結果についての異議申し立ては受け付けません。

提案事業者決定後について

審査会の結果を踏まえ決定した契約候補者と協議のうえ、以下のとおり業務と工事を発注する予定です。

(1)耐震化改修設計業務委託
 耐震化にかかる竣工までに必要な設計業務一式
 ※「重要文化財(建造物)耐震診断・耐震補強の手引(改訂版)平成29年3月」を参考とすること。

(2)耐震化改修工事
 耐震補強工事(基礎、土台、補強壁及び屋根等)、内装工事、電気設備工事、給排水衛生設備工事、防災防犯工事、換気冷暖房設備工事、情報通信設備工事等
 ※施工にあたっては、町が指定する文化財の専門家の指導を受けながら行うものとします。

募集要項等

公募に関する詳細については、「旧紫波郡役所活用提案募集要項」を御覧ください。

参考資料等

事業提案の参考資料として、希望により以下の資料を貸付します。

・平成29年度 旧紫波郡役所庁舎建造物保存・活用検討報告書

・平成29年度 旧紫波郡役所庁舎建造物状況調査報告書

・令和4年度 旧紫波郡役所庁舎耐震診断・概略補強計画策定業務報告書

 

この記事に関するお問い合わせ先

財政課 財産管理係

〒028-3392

岩手県紫波郡

紫波町紫波中央駅前二丁目3-1

電話:019-672-2111(代表)

メールでのお問い合わせ


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企画総務部 財政課 財産管理係

〒028-3392

岩手県紫波郡

紫波町紫波中央駅前二丁目3-1

電話:019-672-6887(直通)

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