【長岡】むら育て人ワークショップ(令和6年度実施)最終更新日:2025年02月05日
現在、長岡小学校にて進行中のノウルプロジェクト。校庭には風景を楽しむ畑や広場、レストランやショップ等が生まれ、校舎は地域の交流拠点として生まれ変わる予定です。その場を使い、価値を育てていくのは「市民」の皆様です。
そこで町では、新しい長岡小学校との関わり方を参加者の方と一緒に考えるワークショップを開催しました。
第5回むら育て人ワークショップ
2月16日に開催した第5回では、今年度のワークショップの締めくくりとして、校舎活用のアイデアをまとめ報告しました。
ノウルを訪れた人々にとって「居場所」となるために、今からできること(例えばイベントなど)を考え、この流れを来年度にどうつなげていくかを話し合い、これからの長岡地域の姿に思いをはせました。
令和7年度からは、ワークショップで出たアイデアを取り入れながら校舎改修の設計を行います。令和8年度からは改修工事に着手し、令和9年度の運用開始を目指します。
■第5回ワークショップの様子
これまでのワークショップで出たアイデアをまとめ報告しました
これまでに作ってきた流れをどう次につなげるか仮想スケジュールを参加者全員で考えました
みんなの「できたらいいな」をスケジュールに落とし込んでいます
※必ず実施するものではありません。
スマートフォンを使って参加者の皆さんとノウルの合言葉(キーワード)を出し合いました
※投稿する人が多いほど文字は大きく中央部に記載されます
プロジェクトが始まっている長岡小学校でプランターに希望の種まき
「綺麗な花が咲くといいな」「春になったらみんなでまた集まって見に来ようね」などの声があがりました
教室の中でコーヒーを飲みながらこれからの長岡の姿に思いをはせました
参加者の皆さん!!ありがとうございました!!
第4回むら育て人ワークショップ
第4回のワークショップでは、これまでに出た活用のアイデアと体験型ワークショップ「ながおかを味わう日」の振り返った後、いよいよ元長岡小学校の校舎(町が運営するビジターセンター部分を中心に)の使い方にぐっと焦点を絞って意見を出し合いました。
ワークショップの1回目、2回目ではアイデアを出し合い、3回目では「ながおかを味わう日」を開催し実際にそれを実験的に形にしてみました。
「こんな使い方をしたい」「こんなことをやってみたい」が少しずつ見えてきています。
それを、校舎内で実際に行う場合に必要となる機能、設備などについて30名の方と一緒に考えました。
◎当日使ったワークシート
◎考えた内容
・実際に自分が使うことを考えて配置や、必要な設備などを書き込む
・使いやすい動線も考慮して自由に配置を考えてみる。 などなど…
◎参加者同士で意見を出し合った校舎のレイアウト案(一部抜粋)
☆「つながる」をテーマに「地域住民×ノウル訪問者」「企業×農業者」など様々な人がつながるコミュニティを育む場所としてのイメージを膨らませました。
☆加工品(漬物、ミソなど)を製造、販売できるキッチンスタジオをメインに必要な設備や広さなどを考えました。加工所を考える際のポイントは水場(洗い場)の数という意見をいただいています。
第3回むら育て人ワークショップ【チャレンジ編】(11月9日開催)
これまでのワークショップで生まれたアイデアを実践してみる体験型ワークショップとして、「ながおかを味わう日」を開催し、約50名の方にご参加いただきました
第3回ワークショップチラシ.pdf
当日は、長岡公民館に集合し、長岡地域の魅力を歩いて体感する「ながおか歩き」からスタートしました。
小学校東側にある愛宕神社からの景色を楽しみました
参加者が思い思いに長岡の風景を写真に収めます
長岡の景色を楽しみながら、ノウルの建設作業が進む小学校の校庭を見学しました。ゴール地点である長岡農村公園では、地元生産者によるプチマルシェ、地元食材を使ったベーグルサンドや焼き芋のお振舞い、コーヒーと読書を楽しめる青空読書スペース、子どもが楽しめる場づくりとしてハンモックの設置などを行いました。
(どれもワークショップで出たアイデアです。)
地元生産者が販売する地元の食材を買い求める列ができました
長岡のベーグル、長岡の野菜を使ったベーグルサンドのお振舞い
設営したハンモックは子どもたちから大人気
リンゴ箱と小学校で使っていた木のイスが本棚にはやがわり
長岡農村公園からはとてもきれいな夕日が望めます
長岡の魅力を体感した参加者の方からは「長岡の景色に癒されました」「美味しいものがたくさんあった」という感想をいただいたほか、「マルシェを定期的に開催してほしい」など次回の開催に期待する声もいただきました。
ご参加いただきありがとうございました!!
◇ご協力いただいた生産者の皆様(敬称略)
わとな自然農園/農園砥ノ上/ゆいっこの里/北田綾子/手作り工房きくぱん
第2回むら育て人ワークショップ(9月14日開催)
元長岡小学校内プレイルームを会場に、第2回むら育て人ワークショップを開催いたしました。
第2回では、第1回で参加者の方からいただいたノウルで取り組むべきアイデアをより具体的にしていくワークを実施しました。#第1回まとめ
各グループで出し合ったノウルで取り組むべきアイデア(まずやってみたいアイデア)をご紹介いたします。
グループA
大切な視点①「これからの食や農の文化を創造していくきっかけの場」
大切な視点②「これからの「農ある暮らし」のモデルづくり」
〇取り組むべきアイデア(まずやってみたいアイデア)
【農業に触れる機会・きっかけ・体験づくり】
→ノウルだけでなく地域全体の案内所≪コンシェルジュ≫設置
【郷土食の伝承、果物や野菜の加工】
→食の匠の料理会、漬物復活、アップルパイなどスイーツ開発
【気軽に売れるしくみ】
→チャレンジ的にものを売れる場・イベント
グループA シート.pdf
グループB
大切な視点③「これからの若者や子どもたちの役割、活躍の場を創造するきっかけづくり」
大切な視点④「子どもを育てやすい環境・仕組みづくり」
〇取り組むべきアイデア(まずやってみたいアイデア)
【子どもたちの遊び場づくり】
→子どもだけでふらっと行ける第3の居場所、勉強できるネット環境、楽しいアトラクションやイベント
【お母さん、お父さんが集まれる場づくり】
→学校では出来ないことをできる場所 ex.飲み会、バーなど
【ちいきの「キャリア教育」の場づくり】
→多世代交流の場、レンタル農園、伝統芸能の活性化
グループB シート.pdf
グループC
大切な視点⑤「これからの地域にとって必要なコンテンツや風土を生み出していくきっかけづくり」
〇取り組むべきアイデア(まずやってみたいアイデア)
【珈琲、花、本を売り、人とつながる場】
→かき氷、ジェラート、採れるハーブで香水づくり
【サイクリングロード】
→長岡(ちいき)の美しい風景を巡れるロードマップ ex.ローズガーデンなど
【農家民泊をはじめ、既存建物を使った宿】
→ノウルのオーベルジュ以外に地域に泊まれる拠点づくり、リノベーション
グループC シート.pdf
グループD
不安な点、気になる点からの大切な視点⑥「使い方のルールや、誰もが使える、使いやすくするための仕組みづくり」
〇取り組むべきアイデア(まずやってみたいアイデア)
【仕組みを考える(移送支援・しわまる号の活用)】
→地域内移送(支援)サービスの創出、ライドシェア
【他地域からの交通アクセスや誘導の仕方】
→サイクリングロード、サインの設置
グループD シート.pdf
ご興味のある方はぜひ第3回目以降もご参加ください。
初めて参加される方も大歓迎です。
親子ワークショップ(8月24日開催)
『ノウルの周りの自然を発見!ネイチャーゲームと草花たたき染め』
ノウルプロジェクトが始まっている、元長岡小学校。そのとなりには「夢いっぱい公園」という素敵な農村公園があります。ノウルがこんな場所になったらいいな、こんなことをしてみたいな、などノウルができる未来を想像しながら、自然を題材にしたネイチャーゲームをしたり、公園内を探索して草花を集め、たたき染めをしたりして楽しみました。
場所 長岡農村公園(元長岡小学校となり)
参加者 14名(子ども7名、大人7名)
天気にも恵まれ親子ワークショップスタートです!
自分で拾った草花を使ってたたき染めをします。
世界に一つだけの素敵な作品の完成です。
長岡農村公園内を探検して、植物や生き物に触れ、たくさんの発見をしました。
参加された方からの声を一部抜粋してご紹介します。
■子どもを遊ばせるときに大切にする点はなんですか?
・離乳食が食べられる(提供してくれる)飲食店がある。
・オムツ替えができるスペースがある。
・自然に触れられる場所で遊ばせたい。
■こんな遊び場、空間が欲しいと思うことは何ですか?
・上の子と下の子が一緒に遊べる空間(年齢制限がない)だといいな。
・子どもが騒いでも周りを気にしなくてよい空間だといいな。
親子ワークショップでいただいたご意見も踏まえ、ノウルの使い方を今後考えていきます。
第1回むら育て人ワークショップ(7月28日開催)
第1回ワークショップでは、ノウルプロジェクトの事業概要を説明した後、校庭部分の畑などを整備する、株式会社仙北造園 代表取締役 佐藤康之氏から長岡地区で行う事業などについてお話をいただきました。
7班に分かれてのグループワークでは、参加者が新しい長岡小学校にどう関わることができるのか、どんな場所にしたいのかアイディアを出しを行いました。
株式会社仙北造園 佐藤康之代表
「長岡の魅力を多くの人に届けたい」と事業に対する熱い想いを聞かせていただきました。
ワークショップの様子
【それぞれのグループからノウルが地域にとってどんな場所になってほしいか発表がありました】
グループ 1
グループ 2
グループ 3
グループ 4
グループ 5
グループ 6
グループ 7
各グループから出た意見を、大切な視点ごとにまとめました。
参加者の方からいただいた、ノウルがこんな場所になればいいなをまとめたノウルの姿
「かつてそこに存在した学校のように、ここを訪れる誰もがその場を大切にし、また自分がその場によって大切にされていく「むらの居場所」であり、地域の持続可能性を高めるため、生み出し、磨いて、育み、広げていく装置 ~創造と伝承~」
この視点をもとに、第2回目以降のワークショップでノウルの具体的な使い方を考えていきます。
第1回ワークショップの主な意見のまとめ.pdf
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