紫波町で新規就農・親元就農したい方を支援しています!

これから農業を始めたい方や親族から農業を継承したい方に向けた支援策をご用意しています。
紫波町で就農を考えている方はぜひ、ご相談ください!

 

1.紫波町の農業の特色

 紫波町の基幹産業は農業です。町の中央部・西部には平坦な水田地帯が広がり、中でも「もち米」は全国有数の面積、生産量を誇っています。東部地区の山あいでは、適度に寒暖の差がある気候を利用した果樹栽培が盛んで、岩手県内でもトップレベルのリンゴ・ブドウの産地となっています。
 また、町内に8ヶ所ある産直で、農産物の販売の他、紫波特産の果実を使ったジュースなどの加工品の販売もしています。

 

2.就農スケジュール(例)

就農形態別の就農スケジュール例と就農段階ごとに活用できる支援策をご紹介します。

 
 独立・自営就農  親元就農


【情報収集・体験期間】 【研修期間】
○関係機関への相談・情報収集 ○就農前の研修 
○農家見学  ○就農計画作成(青年等就農計画・経営改善計画) 
○短期農作業体験 ○自己資金の準備
  ○農地の準備 
○施設・機械の整備 
   
《活用できる制度》 《研修で活用できる制度》
・新鮮いわて農業チャレンジ体験研修(岩手県農業公社)  ・各種農業研修(岩手県立農業大学校) 
・いわて新農業人チャレンジファーム(岩手県農業公社) ・新規就農者等技術研修事業(岩手県農業公社事業) 
・農業体験見学会(JAいわて中央) ・就農準備資金(国事業) 
  ・新規就農希望者支援事業(町事業) 
   
  《就農準備で活用できる制度》 
  ・青年等就農資金(融資・日本政策金融公庫事業) 
   



 
【研修期間】   
○就農前の研修  
○就農計画作成(青年等就農計画・経営改善計画)   
○自己資金の準備   
○農地の確保・整備   
○施設・機械の整備   
○住居の確保  
○(移住の場合)移住の準備   
   
《研修で活用できる制度》   
・各種農業研修(岩手県立農業大学校)  【研修2年目】
・新規就農者等技術研修事業(岩手県農業公社事業)  
・就農準備資金(国事業)   
・新規就農希望者支援事業(町事業)  
 
《就農準備で活用できる制度》  
・青年等就農資金(融資・日本政策金融公庫事業)   
・経営体育成強化資金(融資・日本政策金融公庫事業)   
・農地中間管理事業(岩手県農業公社事業)   
   
《住居の確保・移住支援》   
・紫波町空き家バンク  
・紫波町移住支援
 
 


  【親元就農】
  《活用できる事業》 
  ・経営開始資金(国事業) 
 【研修2年目】 ・経営発展支援事業(国事業)
  ・新規就農スタートアップ支援事業(岩手県農業公社事業 
  ・紫波町親元就農支援事業(町事業) 
  ・経営継承・発展等支援事業(全国農業会議所事業)
   



【独立・自営就農】  
《活用できる事業》   
・経営開始資金(国事業)   【就農2年目】
・経営発展支援事業(国事業)   
・新規就農スタートアップ支援事業(岩手県農業公社事業)  
   
 
※事業によっては相談時に既に募集期間が終了しているという場合もあります。国等の事業につきましては、その事業を申請する前の年の9月頃までには相談をしていただくことが望ましいです。詳しくは、事業担当機関や町までお問合せください。
※就農開始以降に活用できる事業は上記以外にもあります。生産作物や就農状況等により、活用できる事業が違いますので、随時ご紹介致します。

 

3.農業を始める準備をするその前に・・・

①農業を選んだのはなぜですか?
農業を始めることは「起業」することであり、農業はビジネスです。
 農業者は生産者であり、経営者です。栽培する作物の専門的知識・技術だけでなく、経営管理能力も求められます。
 農業は自然相手の仕事のため、思いがけない事態も数多く発生します。また、やり方次第では、収入をさらに増やしていける職業ですが、就農してから最初の収入を得るまで、そして、安定した収入が得られるまでは時間がかかります。
 
②家族は賛同していますか?
農業を始めるには家族の理解と協力が必ず必要です!
 農業を職業にするということは、場合によっては、新しい土地で仕事と生活を新たに始めることとなります。
 また、農業は作業が集中する時期があり、家族の協力がなくては成り立たないこともあります。
 そうした条件について、家族から農業を始めることへの賛成と協力を得られるか、十分に話し合いましょう。
 
③自己資金は確保できていますか?
生活資金や営農資金のため、必ず準備しましょう!
 研修期間中と経営開始直後の生活費に対する助成(就農準備資金・経営開始資金)はありますが、生活費の不足分や営農準備(施設・機械・資材の購入など)にも資金がかかります。どの位の自己資金が必要かは営農形態や生活形態によって異なります。事前に就農相談窓口(町・県など)で相談しましょう。
 
④研修をきちんと受ける予定ですか?
安定した経営を早期に確立するために必ず研修を受けましょう!
 農業経営していくための高度な知識・技術力・経営管理能力を身につけるためにも、研修は必ず必要です(2年間推奨)。研修を受けるための支援(就農準備資金(国)、新規就農希望者支援事業(町)等)も多数ありますので、上手に活用しながら、必要なスキルを身に付けましょう。
 また、自らの農業をやりながらだと、日々の作業に追われ、自分での技術習得は困難です。そのため、農業を始める前に時間をかけて農業研修を行うことをお勧めします。


 

4.就農についてのガイドブック(参考)

●就農案内読本2022 農業を仕事にしたい人の完全攻略マニュアル(全国新規就農相談センター)

●盛岡地方新規就農支援ガイド(盛岡地方農業農村振興協議会)


 

5.リンク集

●紫波町新規就農啓発PV

●農業を始める.JP(全国新規就農相談センター)

●いわてアグリベンチャーネット「いわて就農情報」(岩手県)

このページに関するお問い合わせ

産業部 農政課 農政企画係

〒028-3392

岩手県紫波郡

紫波町紫波中央駅前二丁目3-1

電話:019-672-6873(直通)

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