ケヤキ(走湯神社)最終更新日:2023年03月29日

指定区分
町指定天然記念物
数量
1
指定年月日
昭和54年(1979)11月19日
所在地
岩手県紫波郡紫波町二日町字向山170
解説
ニレ科の落葉高木で灰褐色の樹皮をしています。県内に広く分布する樹種ですが、走湯神社のケヤキは県下有数の大木とされています。
源頼朝が陣ケ岡を出立する際、走湯権現に奉納するため鏑矢を槻の木に2本射立てたことが『吾妻鏡』に記されており(文治五年(1189)九月十一日条)、近世に枯死寸前だったその槻を植え継いだものが当ケヤキと伝えられ「矢立の槻」とも呼ばれています。
樹種/ケヤキ(ニレ科) 根本周/8.15メートル 目通周/5.55メートル 樹高/27メートル 推定樹齢/350年
参考/国文学研究資料館 吾妻鏡データベース
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