鋳造千手観世音菩薩座像最終更新日:2023年03月29日

指定区分
町指定有形文化財(工芸品)
時代
室町
指定年月日
昭和56年(1981)4月24日
数量
1
所在地
岩手県紫波郡紫波町南日詰字宮崎地内
解説
南日詰島の堂の本尊で、十一面・四十二臂像を造顕したものと思われるが、像体が小さいためそれ等の忠実な履行が至難であったためと思われます。一面・左十四臂・右十九臂・髻頂の化仏面・宝冠上の仏面も数箇であり、背部は光背と一体となっています。台座も同時に鋳造されたものと推測されます。銅製で、像体は小さいですが、まれに見る精巧な仏像です。
総高130mm 像高55mm 肘張28mm
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