【酒のまち紫波】酒の学校基本コンセプトを策定しました/紫波町

酒の学校基本コンセプトを策定しました/紫波町

酒のまち紫波の推進拠点「(仮称)酒の学校」

 町の特徴的な産業である酒産業を生かし、個性あふれるまちをつくることを目指して令和4年3月に策定した「酒のまち紫波推進ビジョン」に基づき、酒を切り口に人材育成を行い醸造人材を輩出する拠点施設として(仮称)酒の学校を整備するため、「酒の学校基本コンセプト」を策定しました。

 この拠点施設により、「とにかく酒のことを愉しみたいなら紫波町」というイメージを定着させ、人々の暮らしに酒が溶け込み、誰もが酒に触れ合うことができ、誰もが酒を造り、チャレンジしたい人が全国から集まるまちをつくります。

酒の学校の役割と目指すもの

■コンセプト

新たな造り手のための学びと製造のオープンファクトリー

~酒の関係人口の創出~

パースイメージ

■酒の学校の役割

 オープンファクトリーの概念を取り入れながら、新たに酒類製造を行いたい造り手が活用できるような醸造施設や設備の環境を整えるほか、消費者が醸造の現場を学ぶ機会を提供することで、造り手側と消費者側に潜在しているニーズを掘り起こします。

 酒の学校を拠点に酒の関係人口の創出を図ることで、既存醸造事業者、新規醸造事業者、消費者、関係団体、地域などの様々な分野に好循環をもたらし、それぞれが相関関係を持ちながら酒のまちとしての成長と発展を促す経済システムを構築していきます。

成長モデル

■実現する未来

 酒のまち紫波推進ビジョンの実現に向けて酒の学校が推進拠点の役割を担っていくことで、町内外に広く波及効果をもたらしながら、町の中で酒関連産業を起点にあらゆる世代がイキイキと活躍する状態になり、世界中から町そのものが「SAKE TOWN:酒のまち」として評価される未来を目指します。

実現する未来

活用を想定する学校跡地と整備方法

■候補地の選定

 酒の学校の整備には、旧水分小学校の校舎、体育館及び敷地の活用を想定します。

■施設の整備方法

 酒の学校の整備及び運営は民間事業者の主体的な関与を想定しており、町が民間事業者に旧水分小学校を貸し出すことを前提とします。そして、町と民間事業者の双方間での最適な役割分担による整備方法を検討します。

■運営体制

 旧水分小学校の借受人である運営事業者が酒類製造免許や酒類販売業免許等を取得して醸造事業を行うことを想定します。また、必要に応じて別事業者への転貸借も想定します。

■今後の流れ

 本コンセプトを踏まえ、旧水分小学校に関する町有財産活用実施方針の策定を進めていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

商工観光課 商工観光係

〒028-3392

岩手県紫波郡

紫波町紫波中央駅前二丁目3-1

電話:019-672-6913(直通)

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