乳幼児期の学び🌱 『非認知能力』
最終更新日:2026年02月05日


このコラムでは、「乳幼児期の学び」における『非認知能力』について紹介します。


人生を豊かにするために、とても大切な『非認知能力』
 近年、「計算ができる」「字が書ける」といったテストなどによって測定できる「認知能力」だけでなく、テストの点数のように数値化 はされませんが、生きていく上で実生活と大きく関わってくる「非認知能力」も重要視されています。「非認知能力」は、人生のあらゆる段階で不可欠な役割を果たすもので「目標に向かって頑張る力」「やり抜く力」「人とうまく関われる力」「感情をコントロールする力」などは、多様化が進む社会への対応力につながる大切な「力」です。


非認知能力は日常の中で育つ
非認知能力は、数を数えたり、字を読んだりするなど、決められたことを暗記したり、答えの導き方を教わったりして身に付ける力で はありません。生活や遊びの中で、さまざまな経験や体験を通して、自ら得ていく力であり「自己」をつくる大切な要素です。
例えば、保育園での砂場遊びの様子からみてみると…





 砂場に穴を掘って水を入れることを楽しんでいた5歳児が、別のところから水を流してみたくなり、どうすればよいかを考え、友達と相談して試したり、協力したりしています。時には自分の思い通りにいかず、友達と衝突することもありますが、そのやりとりの中から、 相手の気持ちに気付き、折り合いをつけることを経験します。
 このように育んだ非認知能力は、小学校に入学してからの学習や取り組みで、根気強く考える力や意欲、友達とのより良い関係性を築くことにつながっていきます。
 
「幼児期の学び」は学校の学習を前倒しですることで
はありません。遊びや生活の中の体験や経験を通して、学びに向かう力や人生を豊かにする力の基礎をしっかり育むことなのです。



乳幼児期に大人からの絶対的な愛情を感じることで 非認知能力の土台が作られる
 子どもは、身近な大人からの愛情を感じることで、心の安定が図られ、自分の感情 をコントロールできるようになっていきます。子どものより良い将来のために、人生の 土台である「今」を大切に丁寧に関われるよう心掛けましょう。