乳幼児期の学び🌱 『考える力』
最終更新日:2026年02月05日


このコラムでは、「乳幼児期の学び」における『考える力』について紹介します。


「自分で考え行動できるようになるために」

 保育所、認定こども園などでは、「子どもの育みたい資質・ 能力」として
3項目について、遊びや環境を通して一 体的に育めるよう取り組んでいます。


      

 この3項目に共通しているのは、子どもが社会で生きていくために必要不可欠な「考える力」です。
 考える力は、学校で習う計算や漢字などの「問題を解く力」とは異なります。幼児期に身につけたい考える力とは「何か問題に直面した時に自分でしっかりと考え、自分なりの対処・解決する力の基礎」です。これは
「自分の力で生きていける」ようになるために欠かせない大切な力になります。遊びや環境を通して一 体的に育めるよう取り組んでいます。



  ~「考える力」を家庭で育むポイント~  

好きなことはじっくり取り組ませてみよう
好きなことをしている時は、子どもの集中力が大きく発揮されます。 その中で子どもなりの試行錯誤を見守りましょう。

いろいろな体験、経験をさせてみよう
身の回りにある不思議な事象や自然の中での経験、料理や工作など、 たくさんの体験や気付きによって「できた」「わかった」の積み重ねで、 アイデアのバリエーションが広がります。


一緒に考えたり、調べたりしてみよう
「これ、なあに?」「どうして?」「何すればいいの?」など、子どもは知 りたがり。不思議なこと、興味を持ったこと、わからないことなどをす ぐに答えて教えるのではなく、「なんだろうね」「どうすればいいだろう ね」など子どもと一緒に考えたり、調べたり、答えを導き出す作業が、 自分で考え解決する力を育んでいきます。

手や口を出さないで見守ろう

子どもがすること、しようとしていることに、ついつい先走って「こうす ればいいんだよ」「こうだよ」「こうやってみたら」などと手や口を出し ていませんか?子どもが困っている時でも、自分で考え、立ち向かい、 乗り越えようとしている時は、信じて見守ってあげることも子どもの成 長の手助けとなります。



        




 考える力は自然に身につくものではありません。幼児期のうちから、身近にいる大人の関わりがとても大切です。
 知識を詰め込む学習ではなく、子どもが自分で 
『
何かな? 気になるな』 
『
やってみようか
な』   
『 
うまくいかないけど違う方法にしてみようかな』
 
と試行錯誤することで、問題解決力、思考力、判断力、表現力などの芽を育んでいきます。
 
小学校入学以降の学童期や、その先の社会生活で自立した生活を送るためにも、子どもの探求心や好奇心を尊重し、試行錯誤して考える機会を大切にしていきましょう。