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自然(戸外)遊びで育つ力

 最近の子どもたちは外遊びより室内でパソコンや携帯ゲームなどで遊ぶことが多くなっており、それは社会情勢の変化が大きく影響していると言われます。そのため、遊びの単純化、集団遊びの減少などが子どもの体力・運動能力の低下をもたらし、社会性・忍耐力・想像力・好奇心等の非認知能力不足が社会問題となっている現状です。
 子どもはさまざまな自然環境に触れることで、たくさんの刺激を受け、好奇心を掻き立てられ、冒険したり試行錯誤したりする中で発見や気づきが生まれます。子どもが主体的に関わり多様な体験を通してさまざまな非認知能力を育むことができ、豊かに生きるための力を蓄えていけるのが戸外遊びの大きな魅力の一つです。

令和5年11月12日

 子どもの遊び、ネイチャープレーリーダーとして活躍している平真弓さんを講師に招いて、小学性親子を対象にして、自然豊かな秋の城山でハイキングをしながら自然物採集を楽しみ、それを使った世界に一つだけの作品作りを楽しむイベントを開催しました。
 イベント当日はあいにくの天候とクマさんが食べ物を探してウロウロするかもしれないということで、城山での自然物採集はできませんでしたが、事前に集めた落ち葉や木の実、小枝などを使って、「未確認生物」のテーマで各々自由な発想や工夫で世界に一つの作品が出来上がりました。









  

令和6年1月28日

 旧水分小学校を会場にソリ遊びイベントを行いました。世界に一つしかない自分だけのソリを作って、大きな築山「百年山」を滑って遊ぶというものでした。が、この冬は雪が少なく百年山も枯草に覆われた状態…。それでも、段ボールや肥料袋、プチプチ等を使ってイメージを形にしていく親子の真剣な表情が印象的でした。完成後はソリを持って百年山に行き、作ったソリで滑り楽しみました。少しの雪でどうやったら滑れるか、どこに重心を置けばいいかなど体勢を工夫して何度も挑戦していた子どもたち。雪が少なくとも元気いっぱい遊び、「雪が降ったら、また遊びたい!」と期待の声が上がっていました。









 自然はいつも身近なそこにあり、そこで与え、そこで見守ってくれています。当たり前で忘れがちですが、自然は偉大な宝物。
 この紫波の豊かな自然の中で、子どもたちには健やかな心身と健康な精神の発達を促し、変わりゆく社会の荒波に負けない生きる力をはぐくんでいってもらいたいですね。
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こども課 こども係

〒028-3392

岩手県紫波郡

紫波町紫波中央駅前二丁目3-1

電話:019-672-2111(内線3184)

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更新日:2019年08月28日

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