子どもとスマホの上手な付き合い方
最終更新日:2025年11月11日

スマートフォンやタブレットと上手に付き合うために

 最近では、乳幼児の身の回りでもスマホなどがごく身近な存在になっています。家庭でも長時間の使用による影響を心配している方も多いのではないでしょうか。

❶視力への影響
 近距離で長時間画面を見続けると、目が疲れたり視力が低下する恐れがあります。
 乳
幼児は目の発達が未熟なため、特に注意が必要です。

 近距離で長時間画面を見続けると、目が疲れたり視力が低下する恐れがあります。
 乳
幼児は目の発達が未熟なため、特に注意が必要です。


❷運動機能への影響
 スマホなどに夢中になると運動不足になりがちです。
 この時期の子どもにとって、遊
びや運動はとても大切なこと。
 外遊びの時
間が減ると、体力の低下や肥満などにつながる可能性があります。


❸コミュニケーションへの影響
 スマホなどの刺激的な画面ばかりに触れていると、人との関わりや会話の機会が減ってしまうことも。
 その結果、注意力や集中力
の低下、言葉の発達の遅れなどが心配されます。


❹睡眠への影響
 夜遅くまで使用すると、ブルーライトの影響で眠りにくくなったり、睡眠の質が低下することがあります。
 十分な睡眠は、乳幼児の
発達や健康にとって、とても大切です。


   
スマホなどど上手に付き合うために

 長時間使用には注意が必要ですが、デジタル化が進む社会では上手く付き合っていくことも大切です。
 そこで、以下のようなことが推奨されています。

 ① 1日1時間以内の使用を目安にしましょう。
 ② 使うときは親子一緒に楽しむことを心掛けましょう。
 ③ 外遊びや運動の時間も大切にしましょう。


・ ・ 
 子どもたちが健やかに成長できるよう、周囲の大人が適切な距離感を保ちながら、バランスの取れた使い方を意識していくことが大切です。



【参考文献】:子どもとスマホ・メディアメディアとの付き合い方、取り入れ方について考えてみましょう
       
公益社団法人 日本小児科医会