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子どもの言葉を育むためには/紫波町
母と子どものイラスト

子どもは、生まれてからおおよそ1年後ぐらいから、「ママ」などの単語、その後「ワンワン、きた」などの二語文を話し始め、だんだんと会話に近い言葉を話すようになってきます。子どもの言葉の発達のためには、日常生活のさまざまな経験や、大人たちとの関わりの積み重ねがとても大切です。今回は、子どもの言葉を育むためのポイントについて紹介します。

話す楽しさを経験させよう

子どもとの会話の中で、正しい発音を聞かせる母のイラスト

子どもは楽しいことやうれしいことに話の深まりを見つけていきます。大人は、子どもの話にうなずいたり、共感したりしながら、子どもの話がより広がっていくように言葉掛けをするなど、「聞き上手」になって話を聞きましょう。また、話し方や発音などが気になるからといって、指摘して言い直しをさせるのではなく、自然な会話の中で、大人が正しい発音を聞かせてあげることも大切です。

子どもの言ったことをよく聞こう

子どもは生活の中で話し方を練習しているので、スムーズには話せません。考える、思い出す、言葉を選ぶなど、子どもの頭の中はフル回転しています。子どもの話をすぐに遮らず、温かい気持ちで待ちましょう。

子どもの動作に合わせて言葉掛けをしよう

食事をしている赤ちゃんに「スプーンでもぐもぐだねぇ!」と声をかける母のイラスト

子どもが言葉を話すためには、言葉の意味を理解していなければなりません。言葉の意味を理解するには、実際の体験や物と言葉が結びつくことが必要です。大人が子どもの動きに合わせて、表情豊かに語りかけることにより、子どもにとって生きた言葉が身についていきます。

本を読んであげよう

子どもに本を読んであげることは、想像力や豊かな感情を育てるとともに、聞き入ったり、聞き分けたりするなどの「聞く力」を育てるための良い方法です。また、好きな本をくり返し読んでもらうことで、本に載っている言い方を少しずつ覚えていくことにもつながります。

いろいろなことを経験させよう

言葉を獲得していくためには、いろいろな物を実際に見たり、動かしたり、触ったり、嗅いだりするなどして、そのものの名称だけでなく、色や形、重さ、大きさ、動きなどの特徴もつかむことが大切です。

最後に

子どもの言葉は、周りの大人との温かいふれ合いの中で育まれていくものです。ご家族、ご近所、地域の皆さんで一緒に子どもの育ちを応援していきましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

こども課 こども係

〒028-3392

岩手県紫波郡

紫波町紫波中央駅前二丁目3-1

電話:019-672-2111(内線3130)

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更新日:2019年03月26日

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